名店に臆することなかれ!料理人がテーブルマナーを教えます。
今日もいい天気 アチ〜なぁ
さて今日もアツく語りますかな
今回は大阪の名店 たぶん日本一の串カツ屋さんに行ってきました。
場所は大阪 黒門市場 古いビルの二階
「ろっかくてい」
ミシュラン星付きです
非常にわかりづらい 入り口です。
決して高級店とはわかりません
まずこういうお店は事前予約は必須です
ちなみに今日は当日お昼に連絡しました。
いよいよお店の中へ 予約を伝え、今日はカウンターのお席へ
帽子や上着は入り口で脱ぎ お席につきましょう
手荷物はカゴを用意していただけました。
まずはドリンクの注文
今日は車なので、ソフトドリンクを
「ドリンクメニューを下さい」
「メニューはございません」
でたっ 軽〜いジャブ
「ではソフトドリンクは何がありますか?」
「どういった物がよろしいですか?」
何がある?ってきいたじゃん!
ん〜
「ノンアルワインってあります?」
「ございません」「ノンアルコールはビールでしたら…」
「じゃあ、ジュースは?」
「オレンジ、グレープフルーツ、ジンジャー…ぶどう」
はっ⁇ ぶどう⁇ それはノンアルワインと言わないのか アハハ コレはお店のプライドと格をお客さんに示したんですねっ
ここのお店のお客さんはやっぱりセレブばかりですが、どの席もこんなやりとりをしています。
なので、そこは気にせずわからないことは素直に聞いてしまいましょう
ちなみに必殺技を伝授しまいましょう
何がよろしいですか?など質問系には、逆に質問で返しちゃいます。
でゎ何がよろしいと思いますか?
なんてねっ
この一通りの流れで、お客さんとお店の立ち位置が決まります。 お店側から こんな感じね か んっなんかチョット気が引き締まるな って思われるかです。
こんな感じね でゎ 美味しい物が食べれません
適当にいつも通り終わります。
なんか違うなって思われると まず
「どちらからお見えになりましたか?今日は暑いですね」などと やたら質問や会話がきて探りがきます。 ハイ これでシメシメ
なぜコレが重要か?
同じ食材でも 美味しい部位とそうでない部位があります 上座や重要な人には良い部位がさりげなくだされます。
ホールや調理場に緊張感が走り しっかりこちらの様子を伺いながら料理を作っていただけます。すなわち心地よいサービスを受けることがてきます。
これは例えばアツアツの串カツを最初に配膳して貰えます
あとは料理の説明を他の人より詳しく説明していただけます
そして何かと気を使っていただけます、これは後ほど
野菜がきました。 コレおかわり自由です
課金はわかりませんが、所詮野菜です。
レモンを絞り お塩でどーぞ
ん〜二種あるな〜
わからないので聞きましょう!この二種類のちがいは?
山椒塩とお塩です
なるほど
牛フィレです、ソースでどーぞ
ん〜二種あるのでここも聞きましょう
なるほど、辛いソースとソースね
まぁこんなモンです
ここら辺ですでにコッチのペースです
お店側から
串の向いてる方向がオススメのソースですって余分に説明していただけました。ホントだ合理的
ソースのいらないのは、串の向いてる方向がアッチです 笑
普通の小茄子に見えて、実は中に詰め物が…
これがまた熱いのなんの
そんな時は
キャベツに乗せてひと休み
そしたらお店がすかさず
お箸使いますか?どーぞ
ちなみにどのテーブルにもありません
お店が凄くきを使っている証拠です
こうやって美味しくいただいていると
小皿もどーぞって
一応片隅に
使わないけどね ありがとう😊
またコレも食べにくいアツアツが…
そういう時はキャベツで巻いて食べちゃいましょう
アツアツが半減します!だけどお腹は膨れます
この食べ方美味しいよ
野菜のキュウリが美味しくないから
お皿の片隅に トウモロコシの芯もね
じきにお店がトングで片しますのでご安心を
ココで事件が発生
お店も忙しくなり、ついに
ハモでございます
パクッ
んっ
んん?
生姜、梅肉
不味い
あっハモじゃないじゃん ハマグリだし…
さっき食べたし、上に梅肉って…間違えたな
優しく店員を呼びスマートにハモじゃないよって教えてあげます
配膳した子が謝りに、その後 親方も
まっ怒ってないけどね〜
やり直してコース再開です
野菜に入った赤い酢漬けだけを催促
ちょうど無くなりました〜
嘘だな まっそこは気にせず キャベツだけ催促
欲しい物を欲しいと言いましょう
無理なことはちゃんと綺麗にこうやって御断りしてくれます。
コンソメで焼いたパン
クリームチーズを塗って
ん〜ハチミツ欲しいな…
下さ〜い 無いってさ
こんな感じでいんです。
食事を終わり お会計を
お釣りをいただき
ココで料理でわからなかったことを聞いて説明していただきました。
名残惜しいけど、なるべくスッとお店を出ましょう。
まっこんな感じです
サービスをする側の心構えとサービスを受ける側の心構えが一致して初めて美味しい料理が完成します!
簡単に言うと双方に思いやりがあってこそ素晴らしい時間を過ごせます。
テーブルマナーの形や茶道、華道などもそう
中途半端な先生は形や作法に凄くこだわるけど、表千家の本家の先生が昔私のお婆さんに言った言葉
形や作法を間違えても構わない 要は心だと
互いの一期一会の精神が大切だと
全くその通りだな
コレを理解するとテーブルマナーは凄く気が楽ですね
ただ私からひとこと
お箸の使い方 見てますからね… ココに全て集約されています。
日本人だもの、フォークナイフはさて置き
お箸を綺麗に使えますか?
それでゎまた
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